アフターピルと妊娠中絶薬

アフターピル「ノルレボ錠」の使用法とは

アフターピルは、コンドームの破損などによる望まない妊娠を避けるために使われる緊急避妊薬のことで、性行為の72時間以内に飲むことで避妊できます。使用法は簡単ですが、通常の避妊目的に使用するものではなく、どうしても妊娠を回避したい場合に一時的に使う薬です。
アフターピル「ノルレボ錠」には、黄体ホルモンが含まれており、「緊急避妊薬」として認可されています。アフターピル「ノルレボ錠」には、排卵を抑制または遅延する作用や子宮内膜を変化させて受精卵が着床するのを抑制する作用、受精抑制作用があると考えられています。排卵が起こる前には黄体形成ホルモン(LH)が大量に分泌されます(LHサージ)が、外部から黄体ホルモンを投与することでLHサージを抑えられます。それによって、排卵が起こらなかったり遅れたりして、受精を避けられます。また、自然条件下では排卵後5~7日で子宮内膜が厚くなって受精卵が着床しやすくなりますが、黄体ホルモンを投与すると早めにこの状態になり、受精卵が到達する頃には着床しにくい状態になっています。
ノルレボの使用法は、性行為の72時間以内に1度服用するだけです。24時間以内の服用で95%、72時間以内の服用で75%以上の成功率だと言われています。副作用はほとんどありませんが、女性ホルモンによる一時的な吐き気や頭痛が生じる場合があります。ノルレボを使用しても妊娠した場合や、既に妊娠していた場合も、胎児への影響はないとされています。
ノルレボは、産婦人科を受診して処方してもらいますが、早く服用した方が効果が高いので、なるべく早めに受診するようにしましょう。その他、使用法についての注意としては、服用後の性行為での避妊効果はないため、当日から避妊する必要があることです。